Cry baby/Official髭男dism【歌詞の意味と解釈を考察】お前は花垣武道

歌詞考察

Official髭男dismの「Cry baby」の歌詞の意味と解釈を考察していきたいと思います。

この曲は東京リベンジャーズの主題歌にも選ばれリリースから数か月でストリーミング再生1億回突破という絶大な人気を誇っています。

東京リベンジャーズの物語とリンクした歌詞を見ていきましょう!

概要

この曲は2021年5月7日にデジタルシングルとしてリリースされました。

週間少年マガジンにて連載中の「東京リベンジャーズ」のOPとして書き下ろされたことでも話題となりました。

リリースから4か月も経たない間にストリーミング再生数が1億回を突破したことからもこの曲の人気を伺えます。

Official髭男dism – Cry Baby[Official Video]

同年8月18日にリリースされた2ndアルバム「Editorial」では6曲目にてその存在感を放っています。

東京リベンジャーズアニメOP

この曲は週刊少年マガジンで連載中の「東京リベンジャーズ」のアニメOPとして書き下ろされました。

作者は「新宿スワン」などでも知られる和久井健先生です。

この物語は異色の「ヤンキー」×「SF」となっています。

人生どん底のダメフリーター花垣武道(タケミチ)。
中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人・橘日向(ヒナタ)が、
最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に殺されたことを知る。

事件を知った翌日、駅のホームにいたタケミチは
何者かに背中を押され線路に転落し死を覚悟したが、
目を開けると何故か12年前にタイムリープしていた。

人生のピークだった12年前の中学時代にタイムリープし、
恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、
人生のリベンジを開始する!

https://tokyo-revengers-anime.com/story/#/introduction

主人公は喧嘩も精神力も激弱です。
ですが後悔を背負って生きる男が未来のバッドエンドを塗り替えるために自分よりも遥かに強い男たちに挑んで自分と未来を変えていきます

タイトル

タイトルの「Cry baby」は泣き虫弱虫という意味を持ちます。

何故このようなタイトルがつけられたかというと東京リベンジャーズの主人公と重ねられるからです。

主人公はとても弱くて泣き虫な男です。
ただそれを馬鹿にするような意味ではありません。

そんなちっぽけな男が運命に抗うことを称えるように後押しするようにこのタイトルをつけられたのだと考えます。

主人公が何度も何度も運命と戦うように、この曲を聞く私たちも未来の運命と戦う一人です。

そんな私たちの心の奥から熱い想いを沸々と湧き上がらせるような曲となっています。

それではポイントをチェックしていきましょう!

Point
  • 主人公は誰?お前って誰の事?
  • 何度でもリベンジを誓う
  • 東京リベンジャーズを超リスペクト

歌詞

胸ぐらを掴まれて 強烈なパンチを食らってよろけて
肩を並べうずくまった
予報通りの雨にお前はにやけて
「傷口が綺麗になる」なんて嘘をつく

いつも口喧嘩さえうまく出来ないくせして
冴えない冗談言うなよ
あまりのつまらなさに目が潤んだ

何度も青アザだらけで涙を 流して 流して
不安定な心を肩に預け合いながら 腐り切ったバッドエンドに抗う
なぜだろう 喜びよりも心地よい痛み ずっしりと響いて
濡れた服に舌打ちしながら 腫れ上がった顔を見合って笑う
土砂降りの夜に 誓ったリベンジ

胸ぐらを掴み返して 反撃のパンチを繰り出すくらいじゃなきゃ
お前の隣には立てないから
相手が何であれ日和らない 何度伸されても諦めない
忘れるな忘れるなと言い聞かせ続けたのに

傘はいらないから言葉を一つくれないか
微温い優しさではなく
弱音に侵された胸の奥を抉るような言葉を

何度も青アザだらけで涙を 流して 流して
不安定な心を肩に預け合いながら 腐り切ったバッドエンドに抗う
なぜだろう 喜びよりも心地よい痛み ずっしりと響いて
濡れた服に舌打ちしながら 腫れ上がった顔を見合って笑う
土砂降りの夜に 囚われの日々に 問いかけるように
光った瞳の中で 誓ったリベンジ

作詞作曲:藤原聡

歌詞考察

Official髭男dism – Cry Baby[Official Live Video]

一番

胸ぐらを掴まれて 強烈なパンチを食らってよろけて
肩を並べうずくまった
予報通りの雨にお前はにやけて
「傷口が綺麗になる」なんて嘘をつく

髭男には珍しいダークな始まり方ですね。
この曲はヤンキー系アニメの主題歌だけに喧嘩戦いを連想させるようなワードが散りばめられています。

主人公とお前は何か強大なものに立ち向かったけど返り討ちにあってしまいました。

これを聴いているリスナーである私たちは、自分の叶えたい夢を実現するのが困難だと打ちひしがれてしまった、という風に置き換えると物語に没入できると思います。

ここでの「予報通りの雨」に注目して下さい。

雨というワードはかねてより悪いこと失敗などを例えるのに使われます。
それが予報通りということは「予報通りの雨」とは「予想通りの失敗」という意味だと考えられます。

主人公とお前は負けると分かってい戦いに挑んだということになります。

その予想通りの返り討ちで生まれた傷に雨が降り注いだら痛くてたまらないはずです。

でもお前は主人公を励ますように嘘をついて励まそうとするのです。

いつも口喧嘩さえうまく出来ないくせして
冴えない冗談言うなよ
あまりのつまらなさに目が潤んだ

優しさが痛いんです

慰められると自分の弱さが露呈するようで、その弱さを認めないといけないことが辛くてたまらないのです。

この曲の「主人公」と「お前」は二つのパターンで考えました。

一つは漫画の主人公の「花垣武道」と作中にでてくる「松野千冬」だと考えます。
2人は相棒のような関係でお互いに絶大な信頼を置いています。

二人とも圧倒的な喧嘩の強さを持っている訳ではありません。

しかし彼らの意思の力は絶大で自分達が成し遂げたいことのためには相手の力量など関係無く立ち向かっていきます。

そんな二人が強大なものに挑む姿を描写しているように感じました。

これが原作を重んじた考え方です。

もう一つはこの曲の主人公が「リスナー」でお前が「花垣武道」という考え方です。

この曲を聴くリスナーの私たちの中にも逆境周りの人にできないと馬鹿にされることに挑んでいる人がいると思います。

そんな挑戦者の私たちが花垣武道という何度も何度も運命に立ち向かっていく男の姿に励まされているのだと考えます。

ナナメ
ナナメ

原作リスペクトええなあ

何度も青アザだらけで涙を 流して 流して
不安定な心を肩に預け合いながら 腐り切ったバッドエンドに抗う
なぜだろう 喜びよりも心地よい痛み ずっしりと響いて
濡れた服に舌打ちしながら 腫れ上がった顔を見合って笑う
土砂降りの夜に 誓ったリベンジ

原作では未来で元恋人が死んでしまうという腐りきったバッドエンドが待っています。

そんな悲しい世界を変えるためにに何度も何度も傷だらけになりながら立ち向かっていきます。

喜びよりも心地よい痛み」とはどういう意味なのか。

これは「未来を変えている実感が痛みから湧いてくる」という意味だと考えます。

花垣武道は未来で冴えないフリーターとなっており、元恋人も亡くなってしまってます。
お世辞にも素晴らしい世界だとは言えない状況となっています。

そんな未来を作り上げたのは花垣武道が抗おうとしなかった、精神的な弱さから出来上がったものです。

悲しい未来を変えるためにタイムリープして危険な組織と戦います。

でも花垣武道は腕っぷしは弱いです。何度も戦って負けます。

でも負けると分かっていても自分が行動を起こすことで未来を変えます。

その傷を見るたびに少しずつ未来が変わって腐りきったバッドエンドを回避しているんだと喜ぶことができるのです。

私たちもの今も未来から見たら過去です。

このまま進めば自分の未来は安泰ですか?

明るい未来を掴み取るために何度でも何度でもリベンジしながら今を生きていきましょうよ。

ナナメ
ナナメ

一番ではボロボロになりながらも未来を掴み取るために何度でもリベンジを誓うカッコよさがあったな!
二番は恋人への想い、奮い立たせる原動力が描かれてるで!

二番

胸ぐらを掴み返して 反撃のパンチを繰り出すくらいじゃなきゃ
お前の隣には立てないから
相手が何であれ日和らない 何度伸されても諦めない
忘れるな忘れるなと言い聞かせ続けたのに

やられたらやり返す。それぐらいの根性がないと欲しいものを手に入れることはできません。

ここでのお前は恋人の橘日向のことなんじゃないかと考えます。

過去で行動を起こして歴史を変えないと、未来で橘日向が生きている世界に出会うことはできません。

お前の隣にいない世界線に生きたからこそ、側にいるためには脅威を跳ね返すような力がないといけないのです。

原作ではこれで未来は変わったと思っても未来では橘日向が死んでいるというパターンが何度もありました。

その度に絶対に未来を変えてやると固く決心します。

でもときどきやっぱ自分にはできないって思い込んでしまうことがあるのです。

傘はいらないから言葉を一つくれないか
微温い優しさではなく
弱音に侵された胸の奥を抉るような言葉を

くじけそうなとき自分を奮い立たせるものは君の言葉です。

君とは恋人の橘日向のことです。
君に一言頑張れって応援されるだけでどんなものにでも立ち向かうことができます。

もしくはリスナーにとっての君は花垣武道でしょう。
彼の勇敢な姿や何にも屈しない言葉を聞くことで自分の心が沸き立ちます。

何度も青アザだらけで涙を 流して 流して
不安定な心を肩に預け合いながら 腐り切ったバッドエンドに抗う
なぜだろう 喜びよりも心地よい痛み ずっしりと響いて
濡れた服に舌打ちしながら 腫れ上がった顔を見合って笑う
土砂降りの夜に 囚われの日々に 問いかけるように
光った瞳の中で 誓ったリベンジ

この先何度も傷を負うことはあります。

でもその度に立ち上がって輝く未来を掴むために戦います。

躓くごとに瞳の奥の輝きは増していってリベンジを果たすために強く進んでいきます

おわりに

聴く人の心を沸々と湧き上がらせるような熱いメッセージが込められていました。

リベンジを果たすために何度傷ついても立ち上がる不屈の魂を感じました。

なんといっても東京リベンジャーズへのリスペクトが凄かったです。
フレーズ毎に主人公の花垣武道や恋人の橘日向、千冬や他の仲間たちの顔が浮かび上がるような歌詞でした。

花垣武道のまっすぐな姿のように逆境に立ち向かう勇気をくれる曲でした。

この曲を聴くなら原作は絶対に見た方がいいです!
U-NEXTならアニメだけじゃなくて漫画も配信されてます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました