【黄色/back number】歌詞の意味を考察!同性の困難な恋

歌詞考察

back numberの「黄色」の歌詞の考察をしていきたいと思います。

抑えられない感情と簡単な恋じゃないことを「黄色」と巧みに表現したこの曲

虹とオオカミには騙されない」の主題歌としても話題の歌詞を一緒に見ていきましょう!

概要

この曲は2021年9月29日に発売された21枚目のシングルとなっています。

back number – 黄色

こちらはABEMAの恋愛番組「虹とオオカミには騙されない」のために書き下ろされた楽曲です。それに加えて新曲「勝手にオリンピック」も収録されます。

この曲に対して清水依与吏さんはこうコメントされています。

歌詞を書いている途中で「黄色に決まっているでしょう」と聞こえて。
今はなぜ彼女がそう言ったのか、本当はどんな色なのかが分かります。
あなたにはこの黄色が何色に見えますか。

初回限定盤には2020年10月25日に行われた配信ライブ『back number live film 2020”ASH”』が完全収録され、密着ドキュメンタリーも収録されます。さらに同ライブの撮り下ろしフォトブック(54P)を封入し、三方背ケースでリリースします。

back number初となる配信ライブが見れるのはここだけです。いつもとは違った表情が見れるので是非チェックしてみて下さい!

タイトルの意味

タイトルの「黄色」は歌詞の中に登場する信号機というワードから連想させます。

一つは「赤(とまれ)でも青(進め)でもない黄色の感情」を表現していると考えます。

自分の感情を信号機に例えているのです。

自分の思うままに動きたいという青(進め)という感情と行ってはいけないという自制心の赤(止まれ)という感情が入り乱れ、行きたいけど行ってはいけないという黄色の感情を表しているのです。

もう一つは「赤(女)でも青(男)でもない恋愛」を表現しているということです。

MVでは高校生の女の子二人の複雑な恋模様が描かれていました。男女の恋ではなく、女の子同士の恋それをイレギュラーなものではなく、ちゃんとした色があるんだというメッセージを感じます。

この二つを信号機×黄色という言葉で表現しているところが凄まじいです

それではポイントを見ていきましょう!

見出し
  • 女の子同士の恋
  • ガラスのように繊細な感情
  • 気持ちが空を覆うとは⁉

歌詞

今は硝子の蓋を閉めて

この気持ちが私の胸を衝いて
いつか目の前の君に届くまで
あとどれくらいの時間をかけて
どんな道を通るだろう

君の恋を邪魔しないように
どうか綺麗なままで育ってね
なんてたぶん無理だけどね

交差点で君を見付けた時に
目が合った瞬間で時間が止まる
信号は青に変わり 誰かの笑う声がした
まだ私は動けないでいる

これ以上 心に君が溢れてしまえば
息が出来なくなってしまう
今は硝子の蓋を閉めて

もしも君が今と違う顔で
もっと違った声をしていたら
こんなに苦しい思いをせずに
今日を過ごしていたのかな

たぶん違う出会い方でも
同じように君を好きになったよ
だってそういうものだからね

私が私じゃ無くなるくらい
君の姿 仕草を 焼き付けている
いつも視線を辿って
言葉はどれも痛くて
気付かれないようにあの子を恨んで

少しくらいズルくても手に入るなら
そんな汚い私がこぼれ出さないように
今は硝子の蓋を閉めて

私の中で今も渦巻く
この気持ちを目で見える形に
変えてしまったなら
小さな身体を突き破って
空を覆い君を隠すでしょう

交差点で君を見付けた時に
目が合った瞬間で時間が止まる
信号は青に変わり 誰かの笑う声がした
まだ私は動けないでいる

これ以上 心に君が溢れて
誰かを傷付けてしまわないように
君の恋の終わりを願う本当の私に
今は硝子の蓋を閉めて

作詞作曲:清水依与吏

歌詞考察

一番

今は硝子の蓋を閉めて

この気持ちが私の胸を衝いて
いつか目の前の君に届くまで
あとどれくらいの時間をかけて
どんな道を通るだろう

硝子の蓋を閉める」これを意味するのは自分の感情を抑えるということです。

伝えたい想いや連れ去りたい衝動に駆られますが、それをすると君に変に思われてしまうかもしれません。
だから自分の心に蓋をして、その想いをグッとこらえます。

ここでの「私と君」ですが、MVに乗っ取って二人とも女の子として考えていきます。

そしてこの物語は大好きな君が恋をして他の男に汚されたくない、でもそれは私のエゴでその恋は君にとって幸せなことだから口出ししたらいけないという葛藤が歌われています。

歌詞のこの気持ちとは君が好きということだと考えます。

少しずつLGBTという言葉と認識は増えてきました。でも相手も自分と同じ性的指向があるかは簡単に判断できません。

女の子の私が女の子の君のことが好きというのは人によっては素直に受け入れてくれるとは限らない。

だから簡単に胸の内を明かす訳にはいかず、大好きな君に自分を受け入れてもらうには時間をかけなきゃいけないんです。

君の恋を邪魔しないように
どうか綺麗なままで育ってね
なんてたぶん無理だけどね

綺麗なままというのは私から見た主観的な面が大きいです。私が思う「綺麗」とは女の子の私を好きになれる純粋な心だと考えます。

MVでも主人公は高校生の二人でした。多くの人は思春期に性的指向に気づきます。

私は君に女の子が好きになって欲しい。でも好きな君は男性と付き合う恋をしているから私が思う「綺麗」から遠ざかってしまうのです。

主人公の私は君の心を尊重する優しい想いがあるからこそ邪魔をしないようにただ見守るしかできないのです。

交差点で君を見付けた時に
目が合った瞬間で時間が止まる
信号は青に変わり 誰かの笑う声がした
まだ私は動けないでいる

君を見つけたとき隣にいたのは君の好きな人でした。

選ばれたのは私じゃない。私が選ばれるはずがない。そう分かっていても事実を受け止めるのは辛いものです。

誰かの笑う声は君が隣の人とはしゃいでいるのか。それとも誰かが今の私を笑っているのか。

考えたくもない出来事に遠くから呆然と見つめるしかないのです。

少しくらいズルくても手に入るなら
そんな汚い私がこぼれ出さないように
今は硝子の蓋を閉めて

卑怯な手を使ってでも君を手に入れたい。

欲望のために突き進みたい青の感情をぐっとこらえる赤い自制心が入り混じった黄色い感情が私を苦しめます。

ナナメ
ナナメ

主人公は絶対いい人や

二番

もしも君が今と違う顔で
もっと違った声をしていたら
こんなに苦しい思いをせずに
今日を過ごしていたのかな

たぶん違う出会い方でも
同じように君を好きになったよ
だってそういうものだから

君が好き

それは肌が綺麗とか目が美しいとかそんな理由じゃない。

もっと運命的なもので、どんな容姿をしていたとしても君への想いは変わらないはず。

それぐらい君への想いは溢れそうになっているのです。

私が私じゃ無くなるくらい
君の姿 仕草を 焼き付けている
いつも視線を辿って
言葉はどれも痛くて
気付かれないようにあの子を恨んで

少しくらいズルくても手に入るなら
そんな汚い私がこぼれ出さないように
今は硝子の蓋を閉めて

好きな人や憧れの人のことってマネしたくなりませんか?

口癖、手の動き、趣味。少しでも近づきたくて自分のアイデンティティが失われるほどに君を見てしまいます。

マネしたくなるのは無意識のうちかもしれませんが、人は自分と似た人に興味を持ちますから、君が私に興味を持ってもらいたくて同じことをしているのかもしれません。

あの子とは君の彼氏のことでしょう。
彼がいることで君のやさしさを素直に受け止められず痛みを伴ってしまうのです。

でも私は別れさせることはできません。それが君にとっての幸せだと分かっているからです。

彼が憎い。でも君は彼が好きだ。


硝子のようにはかなく脆いどうしようもないモヤモヤに苛まれてしまします。

ラスト

私の中で今も渦巻く
この気持ちを目で見える形に
変えてしまったなら
小さな身体を突き破って
空を覆い君を隠すでしょう

君にとって彼はどんな時も明るい笑顔をくれる太陽のような存在なのかもしれません。

ただ私にとっては憎き太陽。それは強烈な紫外線です。

私の中にある衝動を抑えられなくなったなら、二度と目に入らぬようにその光から君を守る。

この想いは太陽でさえも叶うことはできません。

交差点で君を見付けた時に
目が合った瞬間で時間が止まる
信号は青に変わり 誰かの笑う声がした
まだ私は動けないでいる

これ以上 心に君が溢れて
誰かを傷付けてしまわないように
君の恋の終わりを願う本当の私に
今は硝子の蓋を閉めて

空を覆える程に君への想いは止まりません。

収まらなくなった感情は行き場を失いどこにぶつかるか分かりません。

その青い感情赤い蓋でぐっと押さえます。

「今」と「硝子」に私の繊細な心を感じます。

脆く壊れやすいガラスの心は「今は」大人しくしているけどいつ暴れて壊してしまうか分からない。

君への想いを抑えられそうにない気持ちが伝わります。

おわりに

またback numberは聴く人の支えを生み出してしまったようです。

感情と恋愛を黄色に例えるのも上手いなと思いますが、個人的にはCメロの空を覆う…の部分が凄いなと思いました。

恋人を太陽に見立てる表現はたまに聞きますが、太陽という言葉を使わず自分を暗雲にして敵を太陽にするというのはある種ネガティブな感情で斬新だなと思いました。

あとこれは考えすぎかもしれませんがガラスに光を当てると虹色に輝きますよね?

虹色はLGBTを示すものなんですよね。

この曲が同性の恋を歌いましたが、それを硝子で表しているんじゃないかと思いました。

あと虹といえばこの曲は「虹とオオカミには騙されない」の主題歌です。

もしそこまで考えているなら…
いや多分考えてるんじゃないですかね。

話題の「虹とオオカミには騙されない」 が見れるのはABEMAだけです!

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