緑酒/東京事変 <歌詞の意味と解釈を考察>日本国民よ目を覚ませ!

歌詞考察

東京事変の新曲の「緑酒」の歌詞の意味を考察していきたいと思います!
この曲は6月9日に約10年ぶりにリリースされるオリジナルアルバム「音楽」にも収録される一曲となっています。
ファンだけに留まらず日本中から注目されているこの曲の歌詞の意味を考察していきましょう!

東京事変 – 緑酒



概要

この曲は経済ニュース番組『WBS ワールドビジネスサテライト』の新しいエンディングテーマ曲に決定しました。

この曲に対して東京事変は

公式サイトより

とコメントされています。

日本のみならず世界中で新型コロナウイルスの脅威と、それを取り巻く社会に疲弊してしまいます。
休業要請や外出自粛もあって存分にお酒も飲めない状況にあります。
でも今は耐えてまた楽しく飲める日々が戻ればいいというメッセージが込められていますね!

コメントの発表の仕方もいちいちかっこいいですよね笑

この曲は凄まじく「和」を連想させます。日本語の美しさを体感できて日本人に生まれてよかったと思わせる一曲となっています。

緑酒とは

「りょくしゅ」と読みます。
意味を調べると「うまい酒」「質のいい酒」「美酒」というワードがでてきます。

コメントにもありましたが、新型コロナウイルスで居酒屋にもいけない状況ですが、いつかまたみんなでワイワイとお酒を酌み交わす時が戻ればいいなという想いから「緑酒」とつけられたのではないでしょうか。

また、英語タイトルは「Awakening」となっています。
意味は「覚醒」「目覚め」、「気づく」等があります。
歌詞の中にも目覚めを連想させるワードがあるので見ていきましょう!



歌詞

乾杯日本の衆
今日は今日でまあ一つ
美味しいかどうかはさておきだ各種生業お疲れさん

小さな頃描いた将来大人は
列国の制度のめぼしき面
選んでは取り入れ最終形態を拵えた

気付いたら違っていたバトンタッチが済んで
自分らは扶養側へ責任を負う立場になった

時間がない金すらない
無い無い尽くしと言う増してどうしてこう心身消耗してんだっけ

乾杯日本の衆信じていたい遍く
全員善人でしょう疑念なぞ抱いても肝を突いちゃならん
大きな不安孕んだ正体憚る
膨満感に噦いてどこから嚥下できようか未だ皆目消化不良だ

気付いたら許していたお年召した御仁と
幼気な御子さん方は恥ずかしそうに黙ってんだ
ぺてんのない世の中を直ぐに作んなくちゃ
そう願わくばいっそ老いも若いも多弁であれ

自由よいいように搾取されないで安く売らないで
終始貴様は誇り高くあって頼むよ
自由フェイクじゃない元来の意味を見せて
騙るまじ腐るまじ追い続けていたい貴様をずっと

果たしても選ばれざる服従層と
知らん間に選ばれし支配層を結ぶ争点
自由という名の富
買い叩いて奪い合う尊厳

乾杯日本の衆いつか本当の味を
知って酔いたいから樹立しよう
簡素な真人間に救いある新型社会次世代へ
ただ真っ当に生きうと言い放てる時遂に祝う
その一口ぞ青々と

自由たる香 さぞ染み入る事だろう
伝う汗と涙が報われて欲しい皆の衆

自由よ愛している
もう遠去かんないで傍に抱き寄せて
終始貴様を尊び敬って求める自由
鳴呼どうしたって意識せざるを得ない
逃すまじ失くすまじ愛されてみたい貴様にやっと

作詞:椎名林檎
作曲:伊沢一葉
編曲:東京事変

歌詞考察

一番

乾杯日本の衆
今日は今日でまあ一つ
美味しいかどうかはさておきだ各種生業お疲れさん

乾杯から始まりタイトルにもあるお酒をイメージさせます。
いい仕事ができた人もそうでない人もとりあえずは飲もうぜということですね

最初の3行ですが一気にこの曲の世界観に吸い込まれますよね!

小さな頃描いた将来大人は
列国の制度のめぼしき面
選んでは取り入れ最終形態を拵えた

聞きなれない言葉がたくさんでてきますね

列国とは多くの国々という意味です。
めぼしいは特に目立ったや価値があるということです。
拵えたは「こさえた」と読みます。こしらえるとも言い換えられ、物を作ったり、用意するという意味を持ちます。

小さい頃の大人たちは近代化に伴い各国の価値ある知識を取り入れました。
そして今となっては最終形態である老人へと変わってしまったという意味ではないでしょうか。

戦後の日本の進化と時の流れをあらわしていますね!

気付いたら違っていたバトンタッチが済んで
自分らは扶養側へ責任を負う立場になった

時間がない金すらない
無い無い尽くしと言う増してどうしてこう心身消耗してんだっけ

ここでも自分を取り巻く時間の流れとそれに伴った責任と問題を示しています。

いつしか大人になって家族ができて育てる側に回ったのです。
子育てをしていれば自分の時間もないし、リフレッシュするお金もない。
そんな日々に心身消耗してしまいますよね。

ここで聞いている方たちも身に覚えを感じてグッと言葉に引き込まれるのではないでしょうか

乾杯日本の衆信じていたい遍く
全員善人でしょう疑念なぞ抱いても肝を突いちゃならん
大きな不安孕んだ正体憚る
膨満感に噦いてどこから嚥下できようか未だ皆目消化不良だ

ここも難しい言葉がでてきますね
遍くは「あまねく」と読みます。全てに及んでいることです。
憚るは「はばかる」と読みます。遠慮するや、増長するという意味があります。ここでは増長するという意味ですね
膨満感は文字通り膨れ上がることです
噦いては「えずいて」と読みます
嚥下は「えんげ」と読み、口の中で食べ物を飲み込みやすいかたちにし、食道から胃へ送り込むことをいいます。

日本人は皆が皆善人だと信じていたいのです。そう信じたいから疑問を抱いたとしても口にしないのです。
でもその不安は拭えません。
ずっと心の中でモヤモヤと消化できずにいるのです。

気付いたら許していたお年召した御仁と
幼気な御子さん方は恥ずかしそうに黙ってんだ
ぺてんのない世の中を直ぐに作んなくちゃ
そう願わくばいっそ老いも若いも多弁であれ

御仁は他人の敬称です。
老人たちは疑念を許し、若者は意見を主張せず黙るのです。
嘘の無い日本の社会をつくらなければなりません
そう願うなら老若男女問わず意見を積極的に発していかなければなりません!

ここで英語タイトルの「Awakening」です!
日本国民たち目覚めるのです!

自由よいいように搾取されないで安く売らないで
終始貴様は誇り高くあって頼むよ
自由フェイクじゃない元来の意味を見せて
騙るまじ腐るまじ追い続けていたい貴様をずっと

近頃、「自由に生きたい」など言葉をよく耳にしませんか?
新型コロナウイルスで自粛が終わったら「自由に飲みに行きたい」とか

そんな自由は安っぽいんですよね。自由に生きたいなんて響きがいい言葉なだけです。飲みに行きたいも普通のことです。
自由のハードルが低くなってませんか?
本当の自由ってもっと高貴で価値があるものですよね

そんな自由を調子に乗らず、腐らずに必死で追い続けたいのです。

果たしても選ばれざる服従層と
知らん間に選ばれし支配層を結ぶ争点
自由という名の富
買い叩いて奪い合う尊厳

一般国民と上級国民ではもはや自由の考え方も違います。
手に入れられない者と生まれた時からあった者ではその価値は違うのです

ラスサビ

乾杯日本の衆いつか本当の味を
知って酔いたいから樹立しよう
簡素な真人間に救いある新型社会次世代へ
ただ真っ当に生きうと言い放てる時遂に祝う
その一口ぞ青々と

自由たる香 さぞ染み入る事だろう
伝う汗と涙が報われて欲しい皆の衆

日本国民よ目覚めよ!
普通でも日々頑張って生きている人間が認められるような新しい社会を作りましょう
真っ当に清廉潔白に頑張った後のお酒だから旨いのです
誰かを騙したり傷つけた後のお酒はまずいでしょう
旨い酒を飲むために、私たちは正しく、美しく生きていかなければならないのです。

自由よ愛している
もう遠去かんないで傍に抱き寄せて
終始貴様を尊び敬って求める自由
鳴呼どうしたって意識せざるを得ない
逃すまじ失くすまじ愛されてみたい貴様にやっと

誰しも自由を望むものです。
でも社会に揉まれて本当の自由を手放そうとしていませんか?
本当の自由を愛しましょうどこにもいかないように
目覚めましょう。自分や社会を変えて、幼い頃から望んでいた自由を手にするのです。

終わりに

いかがでしたでしょうか?
今の日本のモヤモヤを露わにし、自由を求めろという強いメッセージを受けとりました。
心を押し殺している人々や、裏で不正なことをする政治家も含め、この慌ただしい社会の真っただ中にいる日本国民全員が一度聞きべき楽曲です!
今後発売されるアルバムにも注目です!

ナナメ
ナナメ

亀田さんかっこいい!

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