他人のそら似/乃木坂46【歌詞の意味と解釈を考察】僕のこと知ってる?その答え

歌詞考察

乃木坂46の「他人のそら似」の歌詞の意味と解釈を考察していきたいと思います。

この曲は乃木坂46の10周年を記念して作られた楽曲で歴代表題曲の振り付けが盛り込まれています。

そしてセンターがいないという新しいスタイルをとっているのも特徴的です。

僕のこと知ってる?」のアンサーソングや長年のファンへのメッセージという視点で考察しました。

メモリアルなこの曲の歌詞を一緒に見ていきましょう!

概要

この曲は2021年9月22日にリリースされる28枚目シングル「君に𠮟られた」のカップリングとなっています。

乃木坂46の結成10周年を記念して作られたこの曲は1stシングルの「ぐるぐるカーテン」から27枚目シングル「ごめんねFingers crossed」までのシングルのダンスを取り入れたところが特徴的です。

真夏の全国ツアー2021福岡公演1日目で初披露され、訪れたファンたちを魅了しました。

乃木坂46 『I see…』

ポップさもありながらどこか切なさを感じ、アニメの一期の終盤で流れるようなこの曲は表題曲の「君に𠮟られた」と同様にyouth caseさんが作曲されました。

youth caseさんは他にも「I see…」や「Out of the blue」の他、嵐の「Love so sweet」や「5×10」も制作された凄腕作曲家さんです。

「他人のそら似」もいいメロディーだなって思った方も多いんじゃないですかね?

タイトルの意味

他人の空似とは「血が繋がっていないのに、顔つきなどが偶然似ていること」という意味です。

友人や家族など知り合いとよく似ている人を表すときに使います。

この曲においても君はどこかで見たことあるような…という不思議な運命が軸となって展開されていきます。

それではポイントをチェックしていきましょう!

Point
  • 運命的な出会い
  • 僕のこと知ってる?その答え
  • 昔からのファンへ向けて⁉

歌詞

僕の前でレジに並んでる
君とどこかで会った気がして…
どこの誰だったっけって
全然 思い出せないんだ

それとも誰かに似てるだけか
ドラマに出ていた女優だったか
でも確かにそっくりな
君と見つめ合ったことがある

それがどうして 僕をこんなに切なくさせるんだ?
声を掛けたいけど 変な人と思われたくない

他人のそら似以上に 不思議な縁をふいに感じてしまった
カート押して 駐車場まで 君を追いかけたかった
何回もここにやって来たのに会わなかったよね
Oh 君は一体 誰なんだろう?

君は僕のこと 覚えてるか?
一度も会った記憶はないのか?
ちょっと前に顔出して
リアクション探ってみたけれど…

目に入らない っていうことはやっぱり初対面かな
懐かしく思える居心地よさは何だろう?

他人のそら似みたいに 頭の中で誰か検索していた
エコバッグに荷物を詰めて 後を速攻追いかけた
「すみません 君と僕はきっと どこかで会ったよね?」
Oh 二人 一緒に思い出したい

そしてやっとわかったんだ 過去じゃなくて未来だった
ここでこうやって話しかけて(成り行き次第で)
そう何年間も付き合ってる 今の彼女が君なんだ
この後で君のことを車で送ってくことになる

運命はどんな時も(思いがけない)
突然に始まるんだ(些細なことで)

他人のそら似以上に 不思議な縁をふいに感じてしまった
カート押して 駐車場まで 君を追いかけたかった
何回もここにやって来たのに会わなかったよね
Oh 君は一体 誰なんだろう?

Oh そうさ もちろん 君は君だよ

歌詞:秋元康 作曲:youth case

歌詞考察

一番

僕の前でレジに並んでる
君とどこかで会った気がして…
どこの誰だったっけって
全然 思い出せないんだ

それとも誰かに似てるだけか
ドラマに出ていた女優だったか
でも確かにそっくりな
君と見つめ合ったことがある

物語は日常の中からふと始まります。

ふと前を見るとどこかで見たことあるような人が立っていました。

まさに「他人のそら似」。でも誰だったか、どこで会ったか出そうででない。そんな経験一度はあると思います。

最初は朧げで忘れてもいいようなことでした。
でも考えていくにつれて何か大事な人でこのまま忘れたらいけない感情だと思うようになっていきます。

それがどうして 僕をこんなに切なくさせるんだ?
声を掛けたいけど 変な人と思われたくない

君を見ていると温かくて人懐っこい感情が蘇ってきます。

声を掛ける衝動に駆られますが確かな手がかりがないままだと不審者ですからね。

他人のそら似以上に 不思議な縁をふいに感じてしまった
カート押して 駐車場まで 君を追いかけたかった
何回もここにやって来たのに会わなかったよね
Oh 君は一体 誰なんだろう?

大事なのは他人のそら似「以上に」というところです。

ただ似ている人じゃなくてそれ以上の衝撃が君にはあったんです。

そっくりさんでは済ませられない運命的な出会いの君の正体は少しずつ明らかになります。

ナナメ
ナナメ

二番から核の部分に触れていくで!!

二番

君は僕のこと 覚えてるか?
一度も会った記憶はないのか?
ちょっと前に顔出して
リアクション探ってみたけれど…

目に入らない っていうことはやっぱり初対面かな
懐かしく思える居心地よさは何だろう?

他人のそら似みたいに 頭の中で誰か検索していた
エコバッグに荷物を詰めて 後を速攻追いかけた
「すみません 君と僕はきっと どこかで会ったよね?」
Oh 二人 一緒に思い出したい

覚えてる?とか記憶はないという所に「僕のこと知ってる?」のような雰囲気を感じます。

巷ではこれがアンサーソングなのではないかと言われています。

「僕のこと知ってる?」は映画「いつのまにか、ここにいるDocumentary of 乃木坂46」の主題歌であり、アイドルとしての苦悩や、自分とは何なのかを謳った曲です。
その曲の中では自分って何者なんだとの問いに、そんなのはどうでもいいじゃないかという答えを出している。

それはある種投げやりで自暴自棄な回答です。

そして曲の終わりには「街に貼られたポスター 誰かに似てるような…」というフレーズで終わります。

まるで「他人のそら似」を示唆するかのようです。

ラスト

そしてやっとわかったんだ 過去じゃなくて未来だった
ここでこうやって話しかけて(成り行き次第で)
そう何年間も付き合ってる 今の彼女が君なんだ
この後で君のことを車で送ってくことになる

運命はどんな時も(思いがけない)
突然に始まるんだ(些細なことで)

そろそろ核の部分に触れたいと思います。

齋藤飛鳥さんがライブMCで「メンバーの数だけ解釈がある」と言っていたこの曲が何を意味するか3つ考えました。

一つ目は男女の運命的な出会いです。

これは曲を素直に受け取ると分かると思います。

君とはどこかで会ったんじゃなくてこれから未来を作っていく。
一目見てびびっときたという行き過ぎた妄想のような神秘的か出会いを描いているということです。

運命はどんな時も(思いがけない)
突然に始まるんだ(些細なことで)

他人のそら似以上に 不思議な縁をふいに感じてしまった
カート押して 駐車場まで 君を追いかけたかった
何回もここにやって来たのに会わなかったよね
Oh 君は一体 誰なんだろう?

Oh そうさ もちろん 君は君だよ

二つ目が「僕のこと知ってる?」のアンサーソング。ないしは在籍メンバーへの言葉だと考えます。

「僕のこと知ってる?」では自分とは何者なのかというアイドルとしての葛藤が述べられてきました。

学校で居眠りしたり、友達と放課後にカラオケに行ったりする普通の少女たちがアイドルという多忙で経験したことのの無い世界で過ごすことで、本当の自分とは何だっけと分からなくなります。

その答えは「君は君だよ」です。

どんなに環境が変化して過去の自分から変わっていったとしても、それでも今の君は君自身です。
過去からの変化は消失ではなく進化です。

乃木坂46という言葉に導かれるようにオーディションを受け、アイドルとなり、多くの大人と出会い、楽しいことだけじゃなくて苦しい思いもいくつもしたはずです。

それで過去の自分がいなくなるのではなくて、どれだけ周りが変化しようと自分のコアの部分はずっと変わらない。
君は君なんです。

三つ目が乃木坂46を昔から応援する人に向けてのメッセージだという考えです。

AKB48の公式ライバルとして誕生し、音楽番組やモデルの仕事も増え、レコード大賞を受賞するなど多くの人に知れ渡るようになりました。

今ではファンという人も始まりは「なんだこの子たち?」というなんとなくの興味からです。

そこから徐々にメンバーの名前を憶えて、推しメンを決めて、CDを買って、握手会に行って、ライブに行って…

あの時のふとした興味は運命的なものでそこから何年も何年も応援することになります。

「どこかで見たようなアイドル」そんな「他人のそら似」のような感覚以上に惹かれるものがあったからずっと応援しているんじゃないですか?

何万といる他のアイドルとは違う魅力があって沢山の元気と勇気を貰ったから今でもずっと応援しているんです。

そんな乃木坂46との運命的な出会いと衝動を忘れずに今も尚ずっと応援してくれている気持ちへの感謝が10周年という記念作に込められていると感じます。

おわりに

乃木坂46にとってこれからも大切な曲になりそうだと心から思える作品だと感じました。

10年も長く愛されるコンテンツはそうそうないです。それでも続いてきたのはメンバーや運営の努力、そしてファンの双方があってこそです。

これを機に初のベストアルバムと共に、乃木坂46の10年の歴史を振り返ってみてはいかがでしょうか!

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